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聴覚障害者IT講座開講

講師養成講座
於:聴覚障害者センター(大分市大津町1−9−5)


 
聴覚障害者センターにて2005年9月11日〜10月30日の間の3日間行われました
受講者:聴覚障害者5名・健聴者1名(職員)
     
聴覚障害者センターは聴覚障害者、手話通訳者他たくさんの方々が出入りしていていつもにぎやかです。
センターの様子 玄関にて 石橋講師・福盛講師

講座には手話通訳がつきました!
講座は手話通訳者2名の方がついて進められました。受講者の皆さん真剣もに取り組んでいます。
担当講師もドキドキしながらの奮闘ぶりです。

講師体験!講師実習風景(模擬講義)
個性あふれる講師ぶりです。ろう者が自分の言葉(手話)で教える。健聴者に出来ない機微があります。
講師の難しさも分かっていただけました。
担当講師も勉強になりました。次回の初級講座に期待!



 受講者の皆さんにたくさんの声を戴きました

 *楽しかった!満足した!
 *教えることの難しさがわかった。
 *パソコンの知識だけでなく、
   講師としての心構えも学べた。
 *聴覚障害者のパソコン普及の力になりたい。
 *良かった。まだまだ勉強不足、これからも頑張る。
 *この程度の講座を継続的にしていく必要がある。
 *指導していく自信を持つ事ができた。
 *パソコンの持つ諸機能を理解し、便利に活用できる。


聴障NEWS Toyonokuni 豊の国no243より

聴覚障害者のパソコン指導者誕生!
 NPO法人障害者UPおおいたプロジェクト主催による聴覚障害者初心者パソコン講習会が開催されました。
この講座は聴覚障害者がITを活用できるようになることを目的として、聴覚障害者の指導者を養成するために行われました。講座は全部で3回行われ、6名が受講しました。会場は聴覚障害者センターで、6台のパソコンを設置し、9月11日からスタートしました。講師、副講師、サポーターの方々の指導のもと進められ、先ず、パソコンの基礎から電子メール、インターネットの使い方や指導技術等を学びました。
 私たちは日頃からパソコンを活用してはおりますが、基本が身についていない部分があり、改めて一からやり直すという意味で受講者として参加しました。
 聴覚障害者初級パソコン講座の中で「指導するにあたっての講師の心得」についての講演がありました。「受講者を尊重する姿勢をもって指導するべきです」と説明があり、印象に残っています。
 最終日は受講者全員が講師体験を行いました。指導方法について失敗や難しかったところが数多くありましたが、講師からアドバイスやご意見をいただき、知識を学ぶことが出来、よい経験となりました。 そして受講者全員が、無事全日程を終了しまし
た。
 私たちはこの講座を受けて、まだパソコンを知らない聴覚障害者がパソコンを利用できるようにがんばっていきたいと思います。
                                                            (原 悦樹)

担当講師より
 念願の聴覚障害者対象のIT講座を開くことができました! ご支援して下さった多くの皆様に感謝しております。
 初回は、講師養成講座でした。
 受講者は6名でその中から聴覚障害者の副講師(3名)、サポーター( 2名)が誕生しました。
 来年1月から「初めてのパソコン講座」開講です。 早速、聴覚障害者も副講師を担当します。    2005年12月      
主講師 福盛洋子・副講師 石橋伸之・福盛一美
障害者UP大分プロジェクト事務局